event and seminar

2008年度総会および懇親会

お台場で毎年恒例として開催されますフィエスタ・メヒカーナに連動いたしまして、本年もメキシコ料理ビュッフェによる総会と懇親会を開催いたします。詳細とご予約はこちら

講演会「メキシコのナショナリズム形成史」

今回は早稲田大学政治経済学術院教授 山﨑眞次(やまさき しんじ)先生に、メキシコのナショナリズム形成史についてお話しいただきます。

21世紀、「グローバル・スタンダード」が唱えられ、世界は均質化へ傾きつつあります。貧しい人々を「敗者」として周辺化し、政治的・文化的マイノリティを異質なものとして排除する傾向は強まるばかりです。人間や文化の差異への視野が極端に狭まっているこのような時代に、違う人間それぞれの生き方を違うままにお互い認めあい、ときには摩擦を生みだしながらも尊重するメキシコと言う国の成り立ちを探れば、私たちは真の多民族共存、異文化理解への重要な視座を見出すことができるのではないでしょうか。

山﨑眞次先生のプロフィール

1974年早稲田大学法学部卒業。メキシコ外務省・メキシコ国立自治大学奨学生。メキシコ国立自治大学博士課程退学。政治学博士(早大)。
現在、早稲田大学政治経済学術院教授。専門はラテンアメリカ史。
主要著書:『メキシコ 民族の誇りと闘い』(新評論)、『スペインの政治』(共著、早稲田大学出版部)、『ラテンアメリカ散歩』(芸林書房)、『NHK話せるスペイン語』 (NHK出版)、『入門者のためのスペイン語個人レッスン』(白水社)
訳書:ミゲル・レオン=ポルテイーリャ『古代のメキシコ人』(早稲田大学出版部) 『インディオの挽歌 アステカから見たメキシコ征服』(成文堂)他多数。

ご案内はこちら(詳細 pdf 書類 96KB)

2007年度総会および懇親会

お台場で毎年恒例として開催されておりますフィエスタ・メヒカーナに関連いたしまして、メキシコ料理ビュッフェによる総会と懇親会を開催いたしました。

第一回メキシコ料理セミナー

日本では、タコスやグァカモレぐらいしか知られていないメキシコ料理ですが、実際には、先住民のスパイス文化とスペイン、フランス料理の影響を受けた、とても豊かな料理文化を持っています。
その一端は日本でも話題になった映画「赤い薔薇ソースの伝説」などでも伺えますが、このたび、日墨交流会初めての企画として、大使館公邸シェフのChristian González Soto氏をお招きし、日本でも手に入る食材で、ちょっと素敵なメキシコの家庭料理を教えていただきました。

メニュー(予定)

ご案内はこちら(詳細 pdf 書類 488KB)

会員の方には、会員ページでレシピを公開中しております。

講演会「メキシコの佐野碩」

今回は昭和女子大学の吉川恵美子先生(日墨交換留学生第8期生)に、メキシコ近代演劇の父と評される"佐野碩(1905-1966)"についてお話し頂きました。

佐野碩は、祖父に後藤新平、叔父に元日本共産党委員長佐野学、従兄弟に鶴見和子.俊輔姉弟という思想家の一族に育ちました。演出家としての才能を発揮し、左翼演劇運動の闘士として活動しましたが、思想弾圧を逃れ、1931年に日本を出国しました。ソ連、ヨーロッパ各地、アメリカ合衆国で演劇活動を続け、1939年にメキシコに亡命しました。その後自ら演劇学校を創設し、メキシコ、コロンビアなどで、舞台芸術の刷新に貢献しました。

今回のセミナーでは、ひとりの日本人演出家がメキシコにかけた夢と挫折の軌跡をたどっていただきました。

吉川恵美子先生のプロフィール

1975年上智大学外国語学部イスパニア語学科卒、早稲田大学大学院文学研究科芸術学専攻博士課程満期退学。1978-1979(日墨交換留学生)、1980ー82(外務省奨学生)としてメキシコ滞在。日本演劇学会。ラテンアメリカ学会、日本イスパニア学会会員。スペイン,ラテンアメリカ演劇史専攻。
昭和女子大学人間社会学部現代教養学科教授。 本名下川恵美子
著書に『入門を終えたら接続法を使って話そうスペイン語』(日本放送出版協会)、『詳解スペイン語 改訂増補版』(共著Sophia University Press)他。
昭和女子大学の紀要『学苑』に佐野碩に関する論文を多数寄稿。

講演会「ゼリア・ナトルのトランス・アトランティック物語」

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今世紀初頭、世界を縦横無尽に行き来して精力的に活動した女性人類学者ゼリア・ナトル。現在、ナトル文書の発見者としてその名をとどめるものの、ほとんど忘れ去られている、彼女の軌跡を追う。

落合一泰先生のプロフィール
文化人類学専攻。東京大学大学院修士課程修了、ニューヨーク州立大学大学院博士課程修了(哲学博士)。1972年に日墨交換留学生としてメキシコの地を踏んで以来、メキシコ研究ひとすじ。ローカルなレベルではチアパス高地ツォツィル・マヤ先住民社会の民族誌を、ナショナルなレベルでは独立後のメキシコにおける「われわれ意識」の形成過程を、インターナショナルなレベルではヨーロッパにおけるラテンアメリカ観の変遷を研究している。『聖者が街にやってくるーツォツィル村落間の公開儀礼』(西語)、『マヤー古代から現代へ』、『ラテンアメリカン・エスノグラフィティ』、『演じられた意味、読まれた象徴ーラテンアメリカ人類学論集』(英西語)、『マヤ学を学ぶ人のために』(共著)、『マヤ世界ー日本人の視角』(編著、西語)ほか多数の著書・論文を、これまで世界10カ国5言語で発表。2002-2003年、ボローニャ大学文哲学部客員研究員、2004年・2006年、マドリード・コンプルテンセ大学大学院客員教授(メキシコ人類学担当)。